太田ドクソの“atelier、白”

どくそがわたしを考えるところ。

素晴らしい日々

俯き加減に微笑んで窓の外を向いてる
窓を叩いている雨粒に君は機嫌を損ねてる
少しだけほっとしてコーヒーを飲んでる僕は
あたたかいこの部屋で力をなくしていく

悩んでるって言ったら薄っぺらく聞こえて
なんか嫌になっちゃったんだ
言わないほうがいいことは わかってほしくても
しまっとくべきなのかな

この部屋でずっと過ごして息を忘れるまで
水も飲まなければそのうちわかるよ
色をなくした指先が怖いと思ったら
心の深くで泣いてる僕を迎えに行こう

 

風のない雨の庭はまるで西洋画
水彩絵の具の匂い
窓際の水滴にふやけていく
君のスカートの裾

悩んでることも迷ってる未来も
本当は受け止めたいけれど
抱きしめていいのかな 泣いてもいいのかな
僕にもできるのかな

このドアの向こう側はきっと綺麗じゃないんだろうな
不安や苦悩があちこちに転がってんだろうな
でもそろそろ行きたいよ 誰のためでもなく
素晴らしい日々を求めて雨を越えていこう
僕を越えていこう