太田ドクソの“atelier、白”

どくそがわたしを考えるところ。

新月

新月が揺れる夜は
僕の息が細くなる
熱いのに
白い息が伸びて

ここはどこだ?僕はだあれ?
ひらく前に枯れた花
馬鹿みたいに
普通の言葉 恨もう

 

…白い花になりたい。

 

月は満ちて時は満ちず
もてあます ゆっくりと
腐っていけ
生きながらえる術

ここはどこだ?君はだあれ?って
枯らしてしまえれば…
馬鹿みたいに
泣いても、少しだけ、うれしい。

 

簡単に歌えると思うな
白い歌にはなりたくない
僕も君も思い上がるな
僕も君も死ねると思うな

枯れるだけだ。